睡眠とダイエット

体の役割から食事のワンポイントや栄養素、ダイエットの豆知識まで公開 普段から食べている食事メニューを最大限有効活用しましょう


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「タバコを吸うとやせる」「便秘をすると太る」など、真偽が確かでないダイエットにまつわる俗説は数多い。なかでも、「寝ないとやせる」説には、徹夜や睡眠不足が続くと太る私は、個人的に疑いを持っている。

単純に起きている時間が長ければ、例え体を動かしていなくても脳は動いているので、自然に空腹感を感じ、物を食べたり飲んだりする機会が増える。運動エネルギーの仕事や家事でも、脳の疲労は糖分を欲する傾向にあるので、これまた厄介。食べたり飲んだりしても、体を動かさないーよって摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り太る、ということになるのだ。
太る原因の1つは明瞭だが、実に耳が痛い……。

そしてもう1つの原因が、今回のテーマ、睡眠に関係している。
以前このダイエット通信でも紹介した、アメリカのある大学の調査で、「睡眠時間の長い子どもの方が、短い子どもよりBMI値(肥満度を測る体格指数)が低く、5年後も肥満になる危険が少ない」という結果。この調査意外にも、アメリカの健康栄養調査では、睡眠時間が4時間以下の人は、7時間以上の人に比べて、70%も肥満の割合が高いということがわかっている。
成長ホルモンは、筋肉や脂肪の量をコントロールする重要な役割が担っているが、睡眠不足だと、成長ホルモンの分泌が少なくなるという弊害を及ぼす。この成長ホルモンの分泌量の減少が、体重を増やし、下腹部や腰回りの脂肪も増やしているのだ。
また、睡眠不足は、ストレスホルモンである「コルチゾール」分泌量の増加、食欲をコントロールする「レプチン」分泌が、正常に機能しなくなるという研究結果も発表されているよう。さらに悪いことは続き、睡眠不足で体重が増えると、睡眠時無呼吸症候群などでさらに睡眠に支障をきたし、結果また体重が増えてしまうという、悪循環も引き起こしかねない。

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